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なぜ任天堂はニンテンドーDSを対面式にしなかったのか?

●最近はいろいろ忙しくてめったにゲームをしなくなったのですが、それでもどうしようもなく疲れ果てたときには頭を空っぽにするために、アクションものとかアドベンチャーものとかしたくなる時もあるのです。
 ところがうちのPS2ときたらディスクの読み込みがとことんまで悪くなっており、10回ほどON-OFFを繰り返してやっとどうにか認識してくれるのです。

 そういうわけでPS2を買い換えようか、それともいっそのことPS3を買おうかと悩み、ゲームショップでバイトをしている友人に相談したのですが…
「X-BOX360だよ360! ハイスペックかつ低価格、ネット対戦はスムーズだし安いし、壊れてもやたら丁寧にサポートしてくれるんだってば!」
「うーん、そりゃマイクロソフトさんの異常なまでの投資っぷりは分かるんだけど、X-BOXって男の子向けのハードじゃん。乙女ゲー出てないし」
「んでも絶対買いだってば!」
「…もし買ったとしても、フライトシミュレーションはしないよ」
「ぎゃふん!」

 要するに彼は空戦系ゲームの仲間が欲しいだけでした。
 そんなに面白いのかな?
 
 ちなみにうちのPS2は初回ロット。
 悪名高い割には、よく動いてます。
 DVDがこま落ちしたりはあったけどね。

 結局のところ、PS3を買うとしても(将来的に)安くなってからかなぁ…


●ちょっと気になったので、ついでに聞いてみました。
「ねぇねぇそういえば、Wiiはどうなん?」
「Wiiねぇ…悪くはないんだけど、仕事から帰ってあんなもん(※ヌンチャクのこと)を振り回したい?」

 Wiiの評価は、彼のその一言に尽きると思う。
 疲れて家に帰って、そこでまたブンブンと腕を振り回したいかっていうと、よほど余裕のある人じゃないと敬遠すると思う。
 もし体力的・精神的に余裕があっても、たった一人でTVに向かって腕を振り回すのは、最初はともかくとして、かなり空しくなるんじゃないかな?

 親しみやすいコンソールを作ろうという発想自体は歓迎だけど、中途半端なところで機械なのは、外見だけ人間に似せたロボットにものすごく違和感を感じるように、非人間的な部分が逆に目立ってくると思う。
 ロボット犬も、いかにもメカメカしい外見のタイプが一番売れたわけだし。

 また、昨今の任天堂のゲームは、購入対象をいわゆる勝ち組の人々に設定していると思う。
 家に帰って腕を振り回すだけの余裕のある人、家族や友達のある人、ゲームというのは軽く楽しめればいいと思っている人、そういうかんじの豊かな人々のための遊び道具を提供しているようにしか見えない。
 DSなんて、(勝ち組が競争に勝ち抜くための自己鍛錬の)脳力開発ゲームが中心だし。

 ぼけーっとしながら指先を動かすだけで遊びたい、全身全霊をかけてゲームと向き合いたい、そういう人はPS3とかX-BOXとかPSPとか選ぶんじゃないかな?
 とりあえず身近の腐女子の友人は、DSも持ってるのにPSPばかりで遊んでるし。
 私も、DSを借りて遊んでみたけど、やっぱりPSP派だし。

(ところで、『どきどき魔女裁判(仮)』はまだ?)


●(以下、語りつくされた論点かもしれないけど、あえて)


 ずっと昔から思ってたんだけど(ずっと昔、ハードの発表時にサイトの日記にも書いてたんだけど)、DSはどうして対面式にしなかったのかな?
 対面式、つまり上部画面をプレイヤーの反対側にも向く仕様にするだけで、とても人間的で、優しさにあふれるハードになったのに。
 ajiwuni070211a.gif


 近所の神社ではよく子供たちが集まってDSで遊んでいるんだけど、当然のことながらみんな自分のゲーム画面ばかり見てます。
 ajiwuni070211b.gif

 対面式にすると、例えば対戦ゲームの場合、各種パラメーターは下の画面に表示するとして、自分のアクションを上部画面に表示させると、相手のアクションを見るために向かい合わなくちゃいけない。
 ajiwuni070211c.gif



 これまでの携帯ゲーム機は、複数で一緒にいながらも、一人で小さな箱に閉じこもっているも同じでした。
 相手を見る必要もなく、コミュニケーションの一部は確実に断絶していると思います。
 けれどこの仕様だと、まず顔を上げないといけない。


 もちろん問題点も多いです↓
 ・相手に見せるには画面が小さい
 ・回転機構は壊れやすい
 ・価格が上昇
 ・(回転機構には特許が関係?)


 けれど得るものはやたら多いです。

 まず、ゲームの種類が広がります。
 トランプ、麻雀といった基本ソフトが、がぜん面白くなります。
 人生ゲームやモノポリー等の他にも、ペン入力を利用したクイズ番組のゲームなども面白いかも。
 もちろんポケモンとかもやたら面白くなると思います(が、やったことないのでよく分かりません)。

 また、(特に子供のいる家庭なら)一人につき一台所持しないと遊べないので、つまりお父さんお母さんの分も買わないといけないので、今以上の売り上げになります。
 また、ゲーム機本体が自分の“顔”となるので、限定カラー等に(単純所持以上の)意味が生まれ、アクセサリー類の売り上げも増えます。

 あと、コミュニケーションの質が、やはり変わってくると思います。
 iPodとか携帯電話とか、他者とのコミュニケーションを遮断するツールがもてはやされ、それと同時に人々から公共性や人の気持ちを理解する能力が急速に失われていますが、そんな現代の風潮に一石を投じる結果になったのではないかと思います。
 良くも悪くも、娯楽が人の心や文化に与える影響は大きいです。
 ファミリーコンピューターは(その名前に矛盾して)お茶の間にあったTVという道具を個人の所有物と化し、同時に家族をも解体しました(決定打はインターネットだろうけど)。
 日本における携帯電話の急速な受容は、ゲームボーイによってあらかじめ下地が作られていたからではないかと思います(考えすぎ?)。
 DSがもし対面機構を備えていたら、現在のように人と人とが緊張しあっているような世の中じゃなかったかもしれないなぁ、そうでなくてももう少しそれが緩和されていたかもしれないなぁ、と思う次第です。


 まぁ今更何を言っても後の祭りなんですが、将来的にDS2(仮)といった2画面ハードが出るのなら、せめて対面機構は備えてほしいなぁと思います。
 私がもし家庭を持って子供がいる身だったら、人数分は間違いなく買いますよw


●…えと、メディアというのは個人化の一途をたどる、という歴史的法則はあるにはあるんですが(例えば電話は、発明された当初は、オーケストラの演奏を遠くまで伝える、等のラジオみたいな役割が期待されたそうなのですが、結果的に個人同士のおしゃべりにしか使われませんでした)、そろそろ逆行の時期じゃない?

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[ゲーム]なぜ任天堂はニンテンドーDSを対面式にしなかったのか? - うにももうにもうにのうち(from 誠天調書)

 これまでの携帯ゲーム機は、複数で一緒にいながらも、一人で小さな箱に閉じこもっているも同じでした。  相手を見る必要もなく、コミュニケーションの一部は確実に断絶していると思います。 うにももうにもうにのうち なぜ任天堂はニンテンドーDSを対面式にしなかったの

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